ウェブデザイン技能検定3級学科の解説その15

ウェブデザイン技能検定3級学科の出題範囲

5.ウェブビジュアルデザイン

5-2.マルチメディアと動的表現

1.次に掲げるマルチメディアデータに関わる各項目について一般的な知識を有すること。

1)マルチメディアデータの種類(動画・音声・アニメーション等)

2)マルチメディアデータの作成と加工

3)組込

4)配信

2.マルチメディアデータを利用したウェブサイトのコンテンツデザイン、

サイト構築について一般的な知識を有すること。

 

はじめに

学科の出題範囲の解説がいつまで続くのか?

その16 6.ウェブインフォメーションデザイン 6-1.インフォメーションデザイン 6/2

その17 6.ウェブインフォメーションデザイン 6-2.インタフェースデザイン 6/3

その18 6.ウェブインフォメーションデザイン 6-3.ユーザビリティ 6/4

その19 7.アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン  6/5

その20 8.ウェブサイト設計・構築技術 6/6

その21 9.ウェブサイト運用・管理技術 6/7

その22 10.安全衛生・作業環境構築 6/8

ウェブデザイン技能検定3級学科の解説はここまでである。

あと一週間ほどお付き合い願いたい。

尚、学科の解説終了後は実技の解説の予定。

 

マルチメディアデータの種類(動画・音声・アニメーション等)について

 

マルチメディアとは

ウェブデザイン技能検定でのマルチメディアの解釈は、アニメーション表現やサウンド、

動画も扱えるフォーマットのことを指している。ウェブ用のアニメーション表現としては、

GIFやFlash、JavaScriptなどがよく利用されている。

検定では、AVI(Audio Video Interleave)やH.264(MPEG-4 AVC)など、

動画のフォーマットに関する用語も見られるため、

主要な動画ファイルフォーマットは押さえておきたいところ。

 

GIFとは

GIFは規格が公開された時期により、87aと89aの2種類があり、

89aで透過GIFやアニメーションGIFが扱えるようになった。

アニメーションGIFは、複数のフレーム(画像)を一枚のGIFファイルの中に持つことができ、

それを順番に表示することができる。

 

Flashとは

Flashとはアドビシステムズの製品名で、表示しているデータはswfというファイルフォーマットである。

swfは、ブラウザのFlash Playerというプラグインで表示する。

Flashは、テキスト、ベクター形式を使用したグラフィック表現、

ビットマップ形式の画像、動画、音声などの幅広いコンテンツを扱うことが出来る。

アニメーションの滑らかさは、一定時間内にいくつフレームを表示するかという

「フレームレート」が関係し、1秒間のフレーム数を表す、

「fps(Flames Per Second)」という単位を使う。

 

SMILとは

SMILとは、Synchronized Multimedia Integration Languageの頭文字を取ったもので、

個別に用意された動画、音声、テキストのデータを統合的に扱える言語である。

XMLがベースとなっており、W3Cの標準仕様である。

SMILを使うと、動画の適切なタイミングでテキストを表示させて、

字幕のように表示させることが出来る。

 

学科試験でよく出題されるフォーマットと特徴

GIF(Graphics Interchange Format)

特徴:ビットマップ形式、256色、透過、アニメーション機能

 

JPEG(joint Photographic Experts Group)

特徴:ビットマップ形式、フルカラー約1677万色(ISO、JIS標準仕様)

 

PNG(Portable Network Graphics)

特徴:GIFとJPEGの長所を併せ持つ(W3C標準仕様)

 

SVG(Scalable Vector Graphics)

特徴:XMLベース、ベクター(W3C標準仕様)

 

SWF(Small Web Format)

特徴:ビットマップ、ベクター、テキスト、動画、音声、アニメーション、ActionScript

 

SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)

特徴:XMLベース。動画、音声、テキストなどを統合(W3C標準仕様)

 

PDF(Portable Document Format)

特徴:テキスト、ビットマップ、ベクター(ISO標準仕様)

 

マルチメディアデータの作成と加工、組み込み、配信について

 

ウェブデザイン技能検定3級の過去問には、

マルチメディアデータの作成と加工に関する問題の出題歴があまりないが、

画面解像度について出題された例がある。

正しいものには1、間違っているものには2を選択する問題で、

ウェブサイトで使用する静止画の解像度は72dpiでなければならない。1か2か?

という問題がある。

 

解像度(かいぞうど)とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値で、

単位は一般にdpi(Dot Per Inch)ドット・パー・インチである。

これは「1インチの中にどれだけのドット(点)を敷き詰めるか」という意味で、

点の密度の事である。

 

問題はウェブサイトで使用する静止画の解像度は72dpiでなければならないか、

という話だが、72dpiでなければならない訳ではない。

 

但し、これはディスプレイの画像解像度と、データ容量の兼ね合いが関係してくる。

画像解像度があがると、ファイル容量が大きくなり表示速度が遅くなる。

同じ大きさで違う解像度の画像を表示させても見た目にあまり変わりは無い。

画像解像度の高いディスプレイで解像度の高い画像を表示させた場合、

画質は良くなるが、画像解像度の低いディスプレイでは表示できないこともあるため、

72dpiくらいで表示させるのが一般的だといえる。

※ちなみにトップ画像は300dpi

 

まとめ

今回の内容で出題率が高く、覚えておいた方がいいところは、

主要な動画ファイルフォーマットだ。

W3C勧告されているか?

GIFとは何の略か?

PDFでベクターは扱えるか?

などが良くある出題パターンなので、

各フォーマットの特徴をしっかり覚えて欲しい。


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