ウェブデザイン技能検定3級学科解説その12ウェブ標準とは

ウェブデザイン技能検定3級学科出題範囲

4.ウェブ標準

1.ウェブ標準に基づいたウェブサイトの制作手法について一般的な知識を有すること。

 

ウェブ標準に基づいたウェブサイトの制作手法について

ウェブ標準とは

ウェブ標準とは、主にW3Cによって勧告された標準的なWeb関連技術の総称である。

ウェブ標準は、Webブラウザをはじめとする閲覧環境に依存せず、

どのような環境においても同様の表示・表現を行うことができる技術として扱われる。

このため、ウェブ標準に準拠することはアクセシビリティの向上に繋がる。

また、検索エンジンなどにとっても解釈しやすいWebページの構造となるため、

SEOの面からも効果的とされている。

ウェブ標準という言葉に厳密な定義があるわけではないが、

2009年2月時点でWeb標準とされる代表的な技術仕様としては、

HTML 4.01やXHTML 1.0、CSS 2などを挙げることができる。

HTML 5などは次期のWeb標準になるだろうと言われている。

かつては、Webブラウザが独自に拡張したHTMLの機能により、

Webブラウザに依存した(他のWebブラウザでは満足に再現できない)表現が用いられたり、

また、テーブルレイアウトなどのように、外見上の体裁を整える目的でHTMLの機能を

本来の用途とは異なる方法で用いられたりといった例が多数見られた。

ウェブ標準が重視される背景には、そのような限定的なWeb上の表下に対する反省があるといえる。

The Web Standards Projectなどの団体が、Web標準の推進に向けて活動を行っている。

参照>辞典・百科事典の検索サービス – Weblio辞書

※上記記事は2009年のモノなので情報が少し古い。

 

何がウェブ標準で、何がウェブ標準でないか

 

一般にW3C、ISO/IEC、IETF、ECMA、IANA、OASISといった国際的な標準化団体や

ガイドライン策定機関によって発行された技術や仕様、

ガイドラインが、ウェブ標準の「標準」で表される技術や仕様であるとされており、

「ウェブ標準技術」あるいは「ウェブ標準仕様」という。

また、ウェブ標準的な仕様に基づいて定義されたウェブサイトを

「ウェブ標準に準拠している」などという。

そういった団体のなかでも、特にW3C(ワールドワイドウェブコンソーシアム)が策定する

各種の仕様が、最も「ウェブ標準的」だといえる。

しかし、W3Cの仕様であればすなわちウェブ標準なのかというと、

必ずしもそうではないのが困ったところだ。

なぜこうも曖昧なのかといえば、ウェブ標準とは、

「なんとなく標準的な仕様であろうもの」のこと全般を指すからだ。

「ウェブ標準」に厳密な定義はなく、ときにはマーケティング用語であったり、

ときには啓蒙のための道具であったりもする。

そして現時点でのウェブ標準にしても、トレンドに左右されるなどして、

時代とともに今後も変化していくであろう。

そんな曖昧な用語を得意げに使ってしまうと、

取引先から「ウェブ標準って何のことですか?」などと突っ込まれたときに困ったことになる。

具体的に説明できなければ、発注するにも成果物が

本当にウェブ標準に準拠しているのか検証できないし、その逆もまたしかりだからだ。

それではどういうものがウェブ標準であり、またはそうでないのか、

具体的な事例を挙げながら考えてみよう。

 

HTMLに関するウェブ標準

ウェブで最も有名な仕様、それが「HTML」だ。

現在ほぼすべてのウェブページがHTMLによって書かれているといって過言ではない。

これだけ名が知られているものであれば当然ウェブ標準だといえそうだが、

HTMLにはいくつかのバージョンがあり、バージョン次第でウェブ標準かどうかが決まる。

 

W3C勧告されているHTMLの最新バージョンは「HTML5.2」である。

CSSは2.1を基準に新たな機能の追加や改良をモジュールとしているため、

ウェブ標準はCSS2.1と言える。

 

HTML5.2が勧告されたのが2017年の12月であることから、

2017年のウェブデザイン技能検定3級学科の過去問では

HTML5.0をウェブ標準として出題されている問題が多い。

 

従って、HTML5.0から5.2となったことで何が変わったのかを

理解しておく必要がありそうだ。

 

2014年10月→HTML5.0勧告

ブログや記事向けの「article」要素やマルチメディアのための

「audio」および「video」要素などをはじめとした新要素・属性が追加され、

以前は見た目を規定していた要素の殆どは変更または削除された。

 

2016年11月→HTML5.1勧告

追加された機能

レスポンシブなイメージ選択
<summary>要素と<details>要素の追加
コンテキストメニューの追加
<input>要素での週/月/ローカルな日付と時間の入力が可能に
oncopy/oncut/onpasteイベントの追加
requestAnimationFrame APIによるアニメーション効果
etc

2017年12月→HTML5.2勧告

追加された新機能

<dialog>ダイアログボックスが追加
Content Security Policyへの対応
<main>要素の複数設置への対応
<style>要素の自由配置への対応

html5.2で削除された機能

・keygen
・menuitem とmenu
・dropzone属性

HTML5.2の変更点

<p>の子要素はフロートもインラインも無効

strict doctypeは、無効

 

まとめ

ウェブデザイン技能検定3級学科では、「ウェブ標準とは何か?」や

「次のうちウェブ標準と言えるものはどれか?」などといった問題が出題されることは少ない。

定義とされているものが少なく、ウェブ標準と断言できるものが無いためだと推測できる。

そうなると出題する側も、ウェブ標準を理解しているか判断する問題の作成について

少々ひねった形をとらざるを得ない。

従って、HTML5.0で使えるコードやHTML5.2で使えなくなったコードなどを

理解しているかどうかという問題になる傾向にある。

HTML5.0でできることや、HTML5.2ではできて5.0ではできないこと、

CSS2.1で使用可能なタグなどは押さえておきたいところだ。

 


 

 

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